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皮膚科って何?

皮膚科って何?

「皮膚」の話
皆様の中には皮膚科にかかったことのない方も大勢いらっしゃると思います。そこで、皮膚科とはどんなことをしているのかをお話ししてみたいと思います。

皮膚は人間の身体の表面全体を包んでいる袋のようなものといわれます。
その袋の中に心臓や胃や腸などの内臓から骨、筋肉、血管その他いろいろが入っているわけですが、もちろん皮膚は単なる袋ではありません。
内臓全体を総称して五臓六腑といいますが、皮膚はその次にくる12番目の臓器といわれています。
皮膚がなければ人間は生きて行けません。人間のすべてを包み守っている大切な臓器なのです。
また、皮膚は全身の鏡であるともいわれます。身体の内部のいろいろな病気が皮膚の変化として現れることも多いのです。
美しい皮膚はまず健康から。皮膚は健康のバロメーターなのです。
皆様、くれぐれも皮膚を大切にしてください。
皮膚科の診療について
当然ですが、皮膚科は皮膚の病気を診察、治療するところです。
手足、顔、身体から耳、鼻、口の中まで器具を使わずに肉眼で見える範囲が皮膚科の診察範囲です。
さらに皮膚の付属器として爪や毛があります。ですから爪や毛髪の疾患も皮膚科で扱っています。 皮膚科医は文字どおり皮膚の診察を専門とする医者です。皮膚科専門医であれば皮膚を見続けて何十年という人生を送ってきています。
先程お話ししたように皮膚は全身を包んでいるわけですから、皮膚科医は全身に対する幅広い知識を持っています。
餅は餅屋、皮膚は皮膚科、皆様の皮膚のかかりつけ医としてお役にたちたいと思っています。
皮膚に何かあれば皮膚科専門医にご相談くださるようお勧めいたします。